整形外科

整形外科では、加齢に伴う体の痛みや、骨粗しょう症などに幅広く対応いたします。
当院はX線や超音波、CTなど先進の検査機器を導入しており、検査の負担を軽減を心がけております。検査で重大な疾患が見つかった場合は、連携する病院での手術や治療へスムーズに移行が可能です。

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主な対象疾患

骨折、脱臼、捻挫、打撲などの外傷 / 腰痛 / 肩こり / 関節痛 / 五十肩 / 変形性膝関節症 / 脊柱管狭窄症 / 椎間板ヘルニア / 関節リウマチ / 骨粗鬆(しょう)症 など

腰痛症

腰痛症とは、腰に痛みが生じる様々な病気の総称です。
特定の病気を指すのではなく、腰痛を引き起こす様々な疾患をまとめて「腰痛症」と呼んでいます。

急性腰痛症 ぎっくり腰のように、急激な痛みが数週間程度続くものを指します。
慢性腰痛症 原因に関わらず、3ヶ月以上腰の痛みが続くものを指します。
亜急性腰痛症 急性と慢性の間の期間、痛みが続くものを指します。

腰痛症の原因は多岐にわたり、症状も、原因や程度によって異なります。
腰痛症の治療法は、原因や症状によって異なるため、腰痛が続く場合や、他の症状を伴う場合は、早めに受診ください。

骨粗鬆(しょう)症

骨粗しょう症は、骨の量が減少し、骨の質が低下することで、骨がもろくなる病気です。骨は常に新陳代謝を繰り返していますが、そのバランスが崩れると、骨量が減少し、骨折しやすくなります。
初期には自覚症状がないことが多いですが、進行すると、次のような症状が現れることがあります。

  1. 背中や腰の痛み 骨粗しょう症による骨折や、骨が変形することで痛みが生じることがあります。
  2. 背が縮む 骨粗しょう症による圧迫骨折で、背骨が潰れて背が縮むことがあります。
  3. 骨折 転倒やちょっとした衝撃で骨折しやすくなります。特に、手首、背骨、太ももの付け根などの骨折が多く見られます。

骨粗しょう症は、早期に発見し、適切な治療を行うことで、骨折を予防し、寝たきりになるリスクを減らすことができます。
気になる症状がある場合は、早めに受診ください。

ヒアルロン酸注射(アルツディスポ関節注)

アルツディスポ関節注は、整形外科で変形性膝関節症、肩関節周囲炎などの関節疾患の治療において、痛みの緩和や関節機能の改善を目的として使用します。
関節リウマチにおける膝関節痛に対しても、アルツディスポ関節注が使用されることがありますが、全身の炎症症状や膝関節の器質的変化の程度などを考慮し、投与の可否や投与方法を決めていきます。
膝関節の痛みでおつらい方は、一度受診し、投与の可否をご相談ください。

ペインクリニック

当院のペインクリニックでは、慢性的な痛みや神経痛に対する専門的な治療を行っています。
症状の原因を探るために、詳細な問診と身体診察、レントゲンやエコーを用いた評価を行い、必要に応じて血液検査などもご案内します。
痛みの管理には、薬物療法だけではなく、理学療法、心理療法、ブロック治療(神経への注射)など、さまざまな治療法を組み合わせて行います。

主な対象疾患

急性腰痛症(ぎっくり腰) / 腰椎椎間板ヘルニア / 腰部脊柱管狭窄症 / 変形性腰椎症 / 筋筋膜性腰痛症 / 仙腸関節症 / 変形性膝関節症 / 四十肩・五十肩 / 肩こり(頚肩腕症候群) / 頚椎症 / 頚椎椎間板ヘルニア / 頚部神経根症 / 頚椎症 / 胸郭出口症候群 / テニス肘 / ゴルフ肘 / 肋間神経痛 / 脊椎圧迫骨折後に続く腰背部痛 / 片頭痛 / 緊張性頭痛 / 群発頭痛 / 後頭神経痛 / 三叉神経痛 / 帯状疱疹による痛み / 突発性難聴 / 顔面神経麻痺 など