内科

地域のホームドクターとして、幅広い年代のあらゆる健康の悩みにお応えしています。
診療では、患者さんのお気持ちに寄り添い、丁寧でわかりやすい説明を心がけています。
また、大きな病気を決して見逃すことがないよう検査に力を入れており、何かあれば速やかに適切な医療につなげることができるよう体制を整えています。

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主な対象疾患

風邪症候群 / インフルエンザ / 咽頭炎 / 扁桃炎 / 気管支炎 / 肺炎 / 胃腸炎(腹痛、下痢、吐き気) / 尿道・膀胱炎 / 熱中症 / 頭痛 / 貧血 / 便秘症 / アレルギー疾患(喘息、花粉症など) / 生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、痛風(高尿酸血症)、メタボリックシンドローム等) など

検診・予防接種

「予防医学の視点に立った成人病管理」を日々の地域医療活動の柱としており、その一環として「地域密接型の手作り健康診断」を実施いたしております。
もとより医学的検査データは、皆様個々の大切な財産であり、単発の健康診断で使い捨てられことなく、蓄積され、経済的な分析管理の下に、将来の健康作りに生かされるべきものと考えます。そのため、所謂「検診会社型」の、画一的な流れ作業健診に陥ることなく、次の様な点に留意し、地元ならではの温もりのある一貫した総合健康管理を実施しております。

  1. 大規模健診の対象から外れがちな、少人数事業所や個人の健康管理を第一義とすること
  2. 皆様や事業所の個性に合わせた健診項目を設定すること
  3. 正確なスクリーニング診断を迅速に報告すること
  4. 速やかに二次健診と精密検査を計画・実施すること
  5. 診断及び治療方針を詳細に告知し、加療・経過観察まで一貫して行うこと
  6. 検査データを保存・蓄積・管理し必要に応じて提供すること
  7. 必要に応じて適切な医療機関を紹介すること

また当院は、川口市基本健康診査受託医療機関であり、下記の検診・予防を行っています。

予防接種

当院では、下記のワクチンをお取り扱いしています。 健康管理や海外渡航前の感染症予防にお役立てください。海外渡航に必要な各種ワクチンもお問い合わせください。

ワクチン 接種回数 有効期間
肺炎球菌 1回 3~6年
インフルエンザ 1~2回 4~5ヶ月
麻疹 20~30年
風疹 20~30年
おたふく 1~2 回 10~15年
破傷風 約10年間
狂犬病 3回
A型肝炎 3回 約5年間
B型肝炎 3回 5~20年
ポリオ 約10年間

超音波(エコー)検査

超音波検査(エコー検査)によって、さまざまな疾患を迅速に診断することができます。

腹部エコー
脂肪肝・胆管結石・胆嚢ポリープ・肝臓疾患・膀胱疾患・動脈瘤・各種ガン疾患

頸部エコー
動脈硬化・プラークの有無

下股エコー
下股静脈瘤・血栓の有無

経膣エコー
卵巣のう腫・卵巣がん・子宮内膜症など

検査方法

CT検査

CT検査は、X線を身体の周りから照射し、体内を透過したX線量をコンピュータで処理することによって身体の輪切りの画像を撮影し、身体のあらゆる部位の内部構造を画像化することが可能です。一般のレントゲンでは得ることのできない詳細な体内の情報を得ることができます。
普段、定期的にご来院されている患者様につきましても、お待たせする時間も少なく普段の感覚で検査いただけます。息止めや撮影時間も短く、痛みはありません。 横になっているだけで大丈夫です。
検査の所要時間は、撮影部位、撮影方法によって異なりますが、おおよそ5分程度と短時間です。X線の量は少ないので安心して受けることができます。

当院のCT搭載車には、電動リフトが備え付けられていますので、車椅子の方でも安心して検査を受けることができます。

頭部 急性期の脳出血、脳梗塞やクモ膜下出血の診断に有効です。
胸部 レントゲンでは見つかりにくい小さな肺がんの発見に有効です。
腹部 急性肝炎、劇症肝炎、肝硬変、脂肪肝、肝細胞がん、胆管細胞がん、胆嚢結石症の診断に有効です。
その他 悪性腫瘍の病期診断など、全身の検査が可能です。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸低症候群とは、夜中に何回も呼吸が止まり、眠ることができない病気です。
大きなイビキや起床時の頭痛、夜間の呼吸停止、日中に強い眠気がさすなどの症状があります。
潜在患者様は人口の2~3%といわれ、放っておくと、高血圧や心臓循環障害、脳循環障害などに陥ると言われています。
また、日中の眠気などのために仕事に支障をきたしたり、居眠りによる事故の発生率を高めたりするなど、社会生活に重大な悪影響を引き起こします。
しかし、治療方法も確立されておりますので、適切に検査・治療を行えば決して怖い病気ではありません。
当院では、睡眠時無呼吸低症候群の検査を行っております。

次のような症状がありませんか?
  • ご家族にいびきをかいていると言われたことがある
  • 日中眠気がある
  • 居眠り運転をしそうになる
  • 起床時の頭痛やだるさがある
検査方法

ご自宅で『終夜睡眠ポリグラフィー』という検査を行います。
この検査で睡眠中の呼吸の状態、血液中の酸素濃度などを同時に測定し無呼吸低呼吸の有無を知ることができます。(検査によっては、精密検査が必要となります)

CPAP治療の効果

CPAP療法は、鼻より空気を送り、閉塞した上気道をおし広げることによって睡眠時の無呼吸を無くし、酸素不足を解消することができると言われています。また、睡眠の質を向上することができます。
睡眠時無呼吸低症候群がまねく高血圧症や狭心症、心筋梗塞といった循環器の病気など、合併症を予防することもできると言われています。
現在では、CPAP療法は、中等度以上の閉塞型無呼吸低症候群に対する第一選択として使用されています。