婦人科
さいぐさクリニックでは、日本産科婦人科学会産婦人科専門医が定期的に、総合的な診断を行っています。月経異常や更年期障害の治療、ピルの処方などのほか、子宮がん検診にも対応しております。地域のホームドクターとして、あらゆる年代の女性のお悩みにお応えします。
診療日時を確認する日本産婦人科学会専門医
専門:婦人科腫瘍・婦人科手術
婦人科腫瘍の手術、化学療法に力を入れて参りましたが、婦人科一般につきましても幅広く診療しています。
手術等必要な患者様は適切な医療機関へご紹介いたします。
- 1990年
- 防衛医科大学卒業
防衛医大病院勤務
- 1996年
- 都立墨東病院勤務
- 2008年
- 千葉愛友会記念病院勤務
- 2014年
- 国立病院機構 西埼玉病院勤務
千葉愛友会記念病院非常勤
子宮筋腫 / 子宮内膜症 / 卵巣腫瘍 / 子宮頸がん / 子宮体がん / 卵巣がん / 性器脱 / 月経困難症 / 月経不順 / 更年期障害 / 性感染症 / ピル処方 など
月経異常
月経周期(経開始日から次回の月経開始日までの日数)が、ばらばらで一定してない状態をいいます。
視床下部-下垂体-卵巣系にホルモン異常があることが多いですが、高プロラクチン血症や甲状腺機能異常によるケースもあり内分泌検査を行い原因を調べることが大切です。
来院される際には、基礎体温を1~2ヶ月間記録したものを持参していただけるととても参考になります。
更年期障害
更年期には、加齢による卵巣機能低下により女性ホルモン特にエストロゲン(卵胞ホルモン)が極端に減少するため、心や身体にさまざまな症状が現れます。
また更年期には、夫が定年になったり、子供が独立したりと人生における節目の時期でもあります。すなわち、エストロゲンの急激な減少と生活環境の変化が原因で現れるさまざまな症状が、日常生活を支障きたするようになると更年期障害といいます。
更年期障害で辛い症状に悩まされている方は多くいます。我慢して症状が落ち着くのを待つのではなく、専門医の診察を受け、適切な治療を受けることが症状の緩和や改善が期待できます。
子宮がん検診
30歳代後半から60歳代。しかし、近年若年者(20歳代後半から30歳代前半)の子宮癌が増えています。
症状は褐色帯下や性器出血を認めますが、頚部癌の初期では無症状のことが多く、体部癌では前癌状態の段階でも出血をみることが多いようです。
診断方法はまず細胞診ですが、いわゆる癌検診はこれに当たります。細胞診で異常を認めた場合は、適切な医療機関に責任をもってご紹介いたしております。
子宮頸がん検診
子宮頸がん検診とは、がんになる前の細胞(前がん病変)や、がんの早期発見を目的とする検査のことです。
ワクチンを接種していても、子宮頸がん検診は必要です。20歳を過ぎたら、定期的に子宮頸がん検診を受けましょう。
子宮頸がん検診の内容
子宮頸がん検診は、画像診断や腫瘍マーカーなど、ほかのがん検診で行うような間接的な検査ではなく、がんができる場所の細胞を直接採取して確認する検査です。
子宮頸がん検診は細胞診とHPV検査の2種類あり、子宮の入り口部分の表面を、やわらかいヘラやブラシで軽くこすって細胞を採取して調べます。
細胞診 | 採取した細胞を顕微鏡で調べ、がん細胞など異常な細胞がないかを調べる検査 |
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HPV検査 | ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染しているかどうかを調べる検査 |
HPVワクチンの接種制度について
HPVワクチンは定期接種の対象となっているため、対象年齢の女性なら公費(原則自己負担なし)で接種することができます。
川口市ウェブサイトで確認するピル処方(経口避妊薬処方)
ピル(経口避妊薬)とは一般にエストロゲンとプロゲステロンの合剤による避妊法を意味します。
現在、世界的に繁用されている経口避妊薬は、低用量ピルに分類されるものです。
初めてピルを服用する場合には、血液検査等が必要なこともありますので、電話にてお問い合わせください。
今まで服用経験のある方は、特に服用中に問題がなければその場にて直接処方いたします。
全身状態等に特に問題がなければ説明の後、すぐに処方いたします(ノルレボ錠は、ご用意までに6時間ほどいただく場合がありますので、あらかじめお電話にて、ご相談ください)。
※アフターピルは、性交後72時間以内に服用をはじめないと効果がありませんのでご注意ください。 また、できる限り早期に服用するほど、避妊効果は高くなりますので、お早目にご来院ください。
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ノルレボ錠
初診料含む 税込価格22,407円(服用:1回1錠)
- 副作用:吐き気3% / おう吐 ほぼ0%
- 重い副作用(血栓症):極めて少ない
- 緊急避妊薬の承認:あり
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プラノバール錠
初診料含む 税込価格15,277円(服用:2回2錠ずつ)
- 副作用:吐き気50% / おう吐15%
- 重い副作用(血栓症):可能性があります
- 緊急避妊薬の承認:なし
- ※初診料 2,880円 再診料 1,250円がかかります。
生理日調整用ピル
ゴールデンウイークや夏休み、旅行やスポーツ、せっかくの重要なイベントなど、どうしても生理を避けたいとき、そういった際はピルを服用することで生理の日を移動することが可能です。
全身状態等に特に問題がなければ説明の後、すぐに処方いたします。
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生理日調整用ピル
1錠 140円(服用:1日2錠) - 期間により300円~6,600円(服用:1日2錠)
- 副作用:吐き気50% / おう吐15%
- 重い副作用(血栓症):可能性があります
- 緊急避妊薬の承認:なし
- ※初診料 2,880円 再診料 1,250円がかかります。
- ※2週間処方の場合は、初診料(2,820円)+生理日調整用ピル28錠(1日2錠 3,920円)で6,740円となります。