勃起不全治療薬

下記でご紹介するバイアグラやシルデナフィル錠はすべての方のお身体・症状に適するわけではありません。
狭心症・不整脈などの疾患・病歴やその他服用されている薬剤などにより、使用ができない方がいらっしゃいます。
注意事項・併用禁忌薬をご確認のうえ、使用に際しては必ず医師にご相談いただくようお願いします。具体的には、以下の方は服用しないでください。

  • 狭心症などで、硝酸薬(飲み薬・舌下錠・貼り薬・注射・吸入剤など)で治療中の方
  • 不整脈で抗不整脈薬(アミオダロン塩酸塩)で治療中の方

バイアグラ

バイアグラは、勃起不全(ED)の治療薬として世界的に有名な医薬品です。
1998年にアメリカで認可され、日本では1999年から処方が開始されました。
現在世界110ヶ国以上で発売されている実績が示すように、バイアグラは“世界で証明された安全性”のある、とても優れたED治療薬です。 25mgと50mgが日本国内承認薬です。
バイアグラの有効成分は「シルデナフィル」です。この成分が25mgと50mg含まれている2種類が日本国内で承認されている正規品です。
欧米では、成分量が100mgのバイアグラも流通していますが、これは体格の大きさに起因しています。日本国内で承認を得ているバイアグラは25mgと50mgの2種類です。
※100mgは国内未承認、150mg、200mgなどは偽造品となります。ご注意ください。

バイアグラ25mg 1日分 2,200円(税込)
バイアグラ50mg 1日分 2,750円(税込)

内服薬(自費診療):初診料2,880円、再診料1,250円がかかります。

バイアグラの服用方法

行為の1時間前を目安に服用(空腹時推奨)
バイアグラは、1日1回、25mg~50mgを服用することができ、性行為の1時間前を目安に水やお湯などで服用します。
バイアグラは空腹時の服用が推奨されています。十分な効果を得るためには、空腹時もしくは食事から1時間後以降の服用をおすすめします。
次回の服用は必ず24時間以上空けてください。

バイアグラの副作用

バイアグラの効果が現れると同時に多くの方が「顔のほてり」を感じます。
これは血管を広げる作用によるものであり効果の現れた証拠でもあります。
その他に「頭痛」「動悸」「鼻炎」「不快感」や光に過敏になり色が変化して見えたりする「視覚異常」などがありますが、4~6時間で症状が収まるようであればあまり気にする必要はありません。

  • ※どうしても気になる症状がでるとき、他の副作用または異常を感じたときには服用を中止し、必ず医師にご相談ください。
  • ※服用後4時間を越えて勃起が続く場合は、勃起機能に危険が及ぶ可能性がありますので、すぐ医療機関で診察を受けてください。

シルデナフィル錠

シルデナフィル錠とは、厚生労働省から認められた正規のバイアグラジェネリック医薬品です。
バイアグラの主成分はシルデナフィルクエン酸塩であり、ジェネリック医薬品「シルデナフィル錠」の薬品名はこの成分名から採用されています。
シルデナフィル錠は、バイアグラと比較すると安価で購入できます。

  • ジェネリック(後発)医薬品とは、先発医薬品の特許が切れたあと、先発医薬品と同じ有効成分を使って、効能・品質・安全性などを同一に製造したものです。
シルデナフィル錠50mg 1日分 1,250円(税込)

内服薬(自費診療):初診料2,880円、再診料1,250円がかかります。

シルデナフィル錠の服用方法

行為の1時間前を目安に服用(空腹時推奨)
シルデナフィル錠は空腹時の服用が推奨されています。十分な効果を得るためには、空腹時もしくは食事から1時間後以降の服用をおすすめします。
シルデナフィル錠は1日1回の服用を守り、次回服用する際は24時間以上空けてください。

シルデナフィル錠の副作用

シルデナフィルの副作用には個人差がありますが、約2~3割程度の方に、服用して30分~1時間後、効果が出始めるのと同時に「顔のほてり」「目の充血」「鼻づまり」などが発生する場合があります。
これらの症状はシルデナフィルの血管拡張作用によるもので、 お酒を飲んだ時に顔が熱くなり赤くなるのと同じようなものです。どれも一時的な症状ですのでご安心ください。