消化器外科

消化器外科では、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医による経鼻内視鏡検査を提供しています。

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主な対象疾患

胆石 / 鼠径ヘルニア / 痔核 / 下肢静脈瘤 / 気胸 / 腹壁瘢痕ヘルニア / 逆流性食道炎 / 急性虫垂炎 / イレウス(腸閉塞) / 消化管穿孔 など

経鼻内視鏡

次のような症状にお悩みではありませんか?
  • 空腹時や疲労時に吐き気がする
  • みぞおち付近が痛む
  • 胸やけ・胸のつかえ、のどに違和感等の自覚症状が続く
  • 下痢や便秘など腸の不調がある
  • 胃潰瘍、胃ポリープ、慢性胃炎の経験がある
  • 胃がんを患った親戚がいる
経鼻内視鏡の特徴
経鼻内視鏡のメリット
  1. 内視鏡が舌根部に触れないために、嘔吐反射が比較的起こりにくいので、経口法に比べるとラク
  2. 経口法では見ることができない鼻腔や上咽頭の観察が可能
  3. 検査中に会話をすることができ、その場で尋ねることも可能
  4. 検査終了後の咽頭違和感が少なく、すぐに飲水や食事をすることができる
ピロリ菌について

ピロリ菌は、胃の粘膜に生息しているらせん形をした菌で、主に胃や十二指腸などの病気の原因になります。
子供の頃に感染し、一度感染すると多くの場合、除菌しない限り胃の中に棲みつづけます。
ピロリ菌に感染すると、炎症が起こりますが、この時点では、症状のない人がほとんどです。
日本人の2人に1人がピロリ菌陽性だと言われています。
さらにピロリ菌の感染が続くと、感染範囲が「胃の出口」の方から「胃の入口」の方に広がり、 胃の粘液が減り、毒素で胃壁が傷ついたりすることにより、慢性胃炎がすすみます。
この慢性胃炎が、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎、胃がん(胃がんになる確率が20倍以上に跳ね上がると言われています)、さらには全身的な病気などを引き起こすおそれがあり、慢性胃炎の治療(=ピロリ菌の除菌)を行うことにより胃がんが予防できることが確認されました。
予防効果は感染の初期より、後期の方が小さくなりますので、なるべく早いうちの除菌が 胃がん予防に役立ちます。